2016.11.18(Fri) – 20(Sun), 25(Fri) - 27(Sun)
久我山 手仕事展 vol.4 ギャラリー酉
第4回となる今回は陶器、革製品と真珠のアクセサリーを展示します。
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鞄屋カリブー:
久我山手仕事展への参加も4回目となりました。
過去にご購入いただき、使っていただいているバッグを見せてもらう機会も増えて来て、
ますます"質の良い革で作る事”の大切さを実感します。
細工はソコソコでも(!?)良い革の品は新品よりいい顔を見せてくれます。
うれしいし、責任を感じる瞬間でもあります。
「良い革」の定義はいろいろだと思います。
私にとってはこんな感じです。
<よく締まっている革>
革を切る時、コバを磨く時、縫う時、
締まっている革はキレイに作業できるし、とても気持ちがいいです。
手縫いだとよりはっきり違いを感じます。
植物の渋で鞣した革、中でも時間をかけて鞣した革がよく締まります。
(よく縮んでしまうので単位面積あたりの値段が一層上がってしまうのですが。)
締まっている革は張りがあって好みが分かれますが、
揉んだり振ったりしてやわらかく仕上げた革もあります。
<染料染めで芯通しの革、ペッカリ均一な色でない革>
ペンキのように表面に色が塗ってある革は超厚化粧の人みたいで困る。
生来のキズ、ムラも透けて見える染料染めで、
表面を引っ掻いても芯まで色が染まっている革が好きだー。
<表面に樹脂などのコーティングがされていない革>
コーティングされていると、水や汚れが付きにくいなどいいことがいろいろあるのですが、
オイルを塗っても染み込みにくいし、良い方の経年変化は感じにくいと思います。
(エナメルくらいピカピカしてればそういう方向もアリか、と思いますが。)
それから最初はちょっとつや消しで、だんだんツヤが出て来る革も好きですが、
例えば吟スリ(表面にすこーしヤスリがかけてある)の革は白い服を汚す事があるので、
雰囲気の良さと色落ち具合ですごく悩みます。
作り手の好きな革、値段、誰でも扱いやすい革、いろいろ絡んで悩みが尽きませんが、
気に入った革に出会ったときのうれしさは格別です。
さて、今回も、シンプルなトートバッグやショルダーバッグのほか、
財布や小銭入れ、キーケース、スマホケースなどの革小物の種類も増やしてみていただこうと思っています。
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パールスペンサー:
普段小売りをしない真珠問屋、
パールスペンサーの篠田掬夫さんが直販します。
制作の全てをご自身で担い、
同じ値段なら確実にグレードの高い品をお届けします。
上質な品物からカジュアルなものまで多数用意いたしました。
(ご奉仕品も見ていただける予定です。)
篠田さんは、真珠の着せ替え金具、「ワイズグレース」を考案し特許を取得、
お持ちのパールを何通りにも活用する方法をご提案します。
糸替え(オールノット)はデパート価格の半額以下で致します。
リメイクもお気軽にご相談ください。
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ちゃわん屋さいとう:
陶器なのに軽くて丈夫、
いろいろな料理に合わせやすく、
それでいて使うとちょっと特別な気分になれるような
オリジナルの器を出品します。
過去三回の展示でもご好評を頂いている、
マーブルのような模様の出る練上げのシリーズは、種類も増え、いっそう使いやすくなりました。
オーブンやレンジで使える耐熱の器も充実です。
さらに今回は大きめの器や、花器も窯出し展示予定です。
どうぞお楽しみに。
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今回もお仕事帰りに寄っていただけるよう、
11月25日(金)のみ、夕方19時までOPENしております。
井の頭線「富士見ヶ丘」駅より歩いて7分。
住所は久我山ですが、駅は「富士見ヶ丘」です。
作り手本人がお待ちしています。
どうぞお気軽にご覧ください。
2016.11.18金 19土 20日 25金 26土 27日
ギャラリー酉(ゆう)
11:00 - 17:00(25金のみ19:00まで)
杉並区久我山5-17-13
080-1207-2925
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